太陽光発電

好調が続く米国の太陽光発電業界

MarketPlaceから、好調が続く米国の太陽光発電業界に関する話題です。 A record year for the U.S. solar industry ・米国の太陽光発電の業界団体によると、昨年の米国における太陽光パネルの設置台数は、100%を超える伸びでした。 ・この理…

IEA 2060年までに電力の大半が、太陽光・太陽熱発電に置き換わる

ブルームバーグから、2060年までに、太陽光および太陽熱による発電が、電力供給の大半を占める可能性があるとの予測を、IEAが発表したというニュースです。 Solar May Produce Most of World’s Power by 2060, IEA Says ・IEAの再生可能エネルギー…

太陽光発電するATM

アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国立銀行(National Bank of Abu Dhabi、NBAD)が、太陽発電を利用したATMの運用をアブダビのアルバティーン支店で開始しました。 ecol tradearabia.com tradearabia.comによると、このATMは、電池によって、昼間に作っ…

“太陽光発電”するスズメバチ

ナショナルジオグラフィックから、太陽光から電気を生成する“ソーラーセル”が組み込まれているというスズメバチが発見されたというニュースです。 “太陽光発電”するスズメバチ ソフトエネルギー ・研究チームのリーダーでイスラエルにあるテルアビブ大学のマ…

ソーラー無人機「ゼファー」、14日間連続飛行の記録達成(動画付き)

先日、自身が持つ7日間連続飛行の記録を破った無人ソーラー飛行機のゼファーですが、今回の挑戦は、14日間で終わりました。 技術的には、一ヶ月以上の連続飛行が可能だということなので、近いうちに、再度、記録に挑戦すると思います。 今回の飛行では、…

資源価格高騰は太陽光発電を有利にするか

社会経済研究所の星野優子氏が、資源価格が高騰した際に、既存のエネルギーと比較して、太陽光発電などの再生可能エネルギーが有利となるかどうかを、科学的に検証して報告しています。 資源価格高騰は太陽光発電を有利にするか(PDF) 直感的には、石油や石炭…

イタリア電力大手エネル、世界初の太陽熱・ガス複合発電施設を完成

このアルキメデス発電所では、硝酸ナトリウムと硝酸カリウムの混合溶融塩を熱集積に使用しています。 昼間に太陽熱を蓄えた溶融塩を、夜や曇りの際の発電に使用することによって、発電量の一日での平滑化を図っています。 太陽熱発電は、太陽光発電と比較し…

ソーラー無人機「ゼファー」、7日間連続飛行の記録達成

ソーラー飛行機の有人機では、先日、スイスのソーラー・インパルスが26時間連続飛行に成功しています。 今回の無人機「ゼファー」は、7日間連続飛行を行ないましたが、技術的には、数ヶ月単位の連続飛行が可能だと考えられます。 このように、太陽電池と飛行…

太陽の力で飛ぶ「ソーラー・インパルス」、昼夜連続26時間飛行に成功

注目していたソーラー飛行機による24時間飛行が成功したようです。 太陽の力だけで航行できるという点で、私は、これは、「空の帆船」ではないかと考えています。 人が自然エネルギーだけで空間を長距離移動が出来る新しい時代の幕開けかもしれません。

太陽の力で飛ぶ「ソーラー・インパルス」、25時間の連続試験飛行を開始

ソーラー・インパルスは、昼間の飛行中に翼の太陽電池で発電・充電した電力を使って、夜間も飛行を行うので、晴れていれば、24時間無補給・無着陸の飛行が可能です。 離陸時のスピードは時速35キロ程度で、巡航速度は、時速70キロ程度とのことです。 …

スイスのソーラー飛行機、初の夜間飛行に挑戦

このソーラー飛行機は、日中の飛行中にソーラーパネルで集めた太陽エネルギーをバッテリーに蓄積して夜通し飛行することが可能です。 従って、日中、晴れていれば、何日間でも無補給・無着陸の飛行が出来ます。 私は、この点において、ソーラー飛行機は、電…

アブダビに世界最大の太陽熱発電所

これまで、太陽熱発電の大規模プロジェクトの多くは、欧州諸国がサハラ砂漠等、北アフリカに建設を計画しているもので、現地で発電した電力を、欧州に送電(輸入)することが主な目的でした。 今回の中東のアブダビの太陽熱発電計画は、自国内で電力を消費す…

ソニーの色素増感太陽電池(試作品)

昨年末の記事ですが、ソニーが色素増感型の太陽電池の試作品を展示していました。 色素増感型の太陽電池は、資源制約のあるシリコンを使わないので、低コストで製造が可能です。 また、構造がフレキシブルで弱い光でも発電できるので、様々な部分に貼って、…

太陽光発電のグリッドパリティ実現時期

グリッドパリティ(Grid parity)とは、風力発電や太陽光発電といった新たなエネルギー源による発電コストが既存の系統電力の価格(電力料金)と同等になること、もしくはその境界点となるコストを指します。直訳では「系統電力との等価」を意味します。 グ…

ソーラー飛行機 実質的な初飛行に成功 スイス

太陽光発電によって飛行機するソーラー・インパルスの実質的な初飛行が成功しました。 Solar Impulse First "Real" Flight Tops 3,000 Feet 前回の記事で紹介した試験飛行では、地面から1メートルほど浮上して、30秒ほど飛んだだけでしたが、今回は、12…

マイクロ波による無燃料ロケット発射実験

東京大学大学院新領域創成科学研究科の小紫公也教授のグループは、マイクロ波ビームを遠隔供給して、ロケットを打ち上げる研究を行っています。 報道発表 この度、同グループは、日本原子力研究開発機構と共同で、高出力マイクロ波発振器「ジャイロトロン」…

世界最大の太陽エネルギー船が公開 ドイツ

この船(Planet Solar)については、以前からフォローしていましたが、やっと、最近、完成したようです。 昔の帆船のように、自然エネルギーを動力した船が主役となる時代が、再び到来するのかもしれません。

ソーラー飛行機試作機、商用化目指し初飛行 スイス

ソーラー飛行機は、長い翼に取り付けた太陽電池パネルで発電して、その電力でプロペラを回して飛行する仕組みです。 将来、燃料価格が高騰し、太陽電池パネルや蓄電池の価格が下がれば、商用の小型飛行機として採算が合う可能性があると思います。 下の動画…

宇宙の太陽光ステーションから地上に電力供給、日本が2030年実現目指す

内容的に目新しいニュースではありませんが、フランスのAFP通信がこれだけ大きく取り上げたこと自体が、ニュースの価値があると思い記事化しました。 このように、欧米の宇宙太陽光発電に対する関心は、日本国内よりも高いものがあります。 特に、フラン…

無人宇宙輸送機「HTV」のミッションの重要性

JAXA's HTV-1 Leaves Space Station 上の動画は、国際宇宙ステーション「ISS」から離脱して行く無人宇宙輸送機「HTV」の様子です。 HTVは11月2日に大気圏に再突入し、約52日間にわたった今回のミッションが無事完了しました。 ISSへの物資輸…

三菱化学 太陽光発電によるトラック冷房システムを開発

三菱化学が、太陽光発電によるトラック冷房システムを開発しました。 三菱化学ニュースリリース IBTimes 三菱化学は、現在、有機太陽電池の開発を進めています。 有機太陽電池は、「究極の薄膜・軽量」の太陽電池と言われており、その特徴を活かした応用分野…

HTVと宇宙太陽光発電

9月11日に、JAXAは、新型のHⅡBロケットによるHTV(宇宙ステーション補給機)の打ち上げに成功しました。 打ち上げの成功も重要ですが、今回のミッションで、特に重要なのは、18日に予定されているISS(国際宇宙ステーション)によるHTV…

史上初の世界一周航海に挑戦する太陽光エネルギー船

上の記事の写真は、スタートレックに出てくるような宇宙船に見えますが、実際は、2010年に世界一周の航海に挑戦する太陽光エネルギー船(ソーラー船)のイメージです。 この船は、現在、建造中で、完成予定は2010年2月となっています。 全長30メートルで…

欧州 サハラ砂漠で大規模な太陽熱発電を計画

EUが、アフリカのサハラ砂漠で太陽熱発電を行って、その電力を輸入するというDesertec構想を発表しました。 JBIC ・2050年までに欧州電力需要の15%を、この電力で賄う。 ・利点・・・原発のような複雑な設備が不要。 ・問題点1・・・総延…

レーザー光と民間宇宙船を使った宇宙太陽光発電(SSP)計画

TODの Gail the Actuary氏が、レーザー光と、民間宇宙船を使った宇宙太陽光発電の計画を提案しています。 Solar Satellite Power with Laser Propulsion and Reusable Launch Vehicle この計画は、イギリスの Reaction Engines Ltdという会社が、2016…

カリフォルニア州の電力会社 宇宙太陽光発電の電力購入を決定

カリフォルニア州の電力会社であるPG&E社は、州議会に対して、宇宙太陽光発電事業者である Solaren Corp.との、2016年から15年間の電力購入契約を承認するように求めました。 MSNBC TOD Space Based Solar Power ? TOD Space Solar Power: Star Pl…

独 Franhofer ISE 変換効率 41.1% の多接合型太陽電池の開発に成功

ドイツの Franhofer ISE が、変換効率 41.1% のマルチジャンクション(多接合)タイプの太陽電池の開発に成功したというニュースです。 SolarServer これは、米spectrolabの持っていた変換効率 40.1% を抜いた世界記録です。 現在は、主に衛星などに使われる…