レーザー光と民間宇宙船を使った宇宙太陽光発電(SSP)計画

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TODの Gail the Actuary氏が、レーザー光と、民間宇宙船を使った宇宙太陽光発電の計画を提案しています。


この計画は、イギリスの Reaction Engines Ltdという会社が、2016年に運行を開始する Skylon Spaceplaneという宇宙船を使って、大型の太陽光発電機を、低高度の軌道上に投入するものです。

Skylon Spaceplaneは、一般の飛行機と同様に滑走路を使った離陸と着陸が可能で、低高度の宇宙空間と地上を何度でも往復できる宇宙船です。(動画参照)


宇宙船は、軌道上に太陽光発電機を投入して、そこで作られた電力は、レーザー光で地上に送られ、電力網に配電されます。

Gail the Actuary氏の計算では、この計画にかかる資金は、580億ドル(約5.8兆円)で、プロジェクトの開始から10年超で投下資本を回収できるという事です。