グリッドパリティ(Grid parity)とは、風力発電や太陽光発電といった新たなエネルギー源による発電コストが既存の系統電力の価格(電力料金)と同等になること、もしくはその境界点となるコストを指します。直訳では「系統電力との等価」を意味します。
テクノアソシエーツが、屋根置き家庭用を前提に2010年~2030年までの発電コストのシミュレーションを行った結果、グリッドパリティの達成時期は、以下のようになりました。
色素増感型太陽電池コスト・シミュレーション
色素増感型太陽電池コスト・シミュレーション
【結晶Si系】
日本・・・2013年
欧州・・・2016年
米国・・・2019年
日本・・・2013年
欧州・・・2016年
米国・・・2019年
グリッドパリティが達成されると、系統から電力を購入するよりも、安いコストで発電できるため、初期コストさえ抑えられれば、普及が加速する事が考えられます。