打ち上げの成功も重要ですが、今回のミッションで、特に重要なのは、18日に予定されているISS(
国際宇宙ステーション)による
HTVの回収です。
下の動画は、ISSによる
HTVの回収から切り離し、さらには、
HTVの地球への再突入の様子を説明しています。
HTVは、最大、8トンの資材を地上から宇宙空間に運搬することができるため、ISS以外に、宇宙
太陽光発電や有人宇宙船など、今後の宇宙開発のためにも、欠かせないインフラになる可能性があります。
ちょうど、9月1日に、日本政府が年内にも始める宇宙
太陽光発電の実証試験をIHI、
三菱電機などが受託することが発表されました。
宇宙
太陽光発電の実用化には、約2兆円のコストが必要と試算されていますが、今後、欧州や米国と協力して、開発が進むと考えられます。