三菱化学 太陽光発電によるトラック冷房システムを開発

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三菱化学が、太陽光発電によるトラック冷房システムを開発しました。


三菱化学は、現在、有機太陽電池の開発を進めています。
有機太陽電池は、「究極の薄膜・軽量」の太陽電池と言われており、その特徴を活かした応用分野として、トラックの冷房システムを考え出したようです。

これは、トラックの荷台の屋根に太陽電池を設置し、蓄電池などと合わせて運転室の冷房に電力を供給するというもので、猛暑の納品待ちの時間も、太陽電池による冷房でエンジンをかける必要がなくなり、二酸化炭素(CO2)の排出削減が期待できます。

自動車メーカー各社が提案しているような、太陽電池で発電した電力で、電気自動車を動かすという仕組みは、エネルギー量的に難しそうですが、今回のシステムならば、トラックの冷房用の電力ぐらいは、太陽光で発電できると思います。
初期コストを十分に抑えられれば、意外に実用的なシステムかもしれません。