スペースシャトルが、ISSへドッキングする部分は、CBMと呼ばれている箇所で、大型の実験機器が搬入可能です。
一方のATVとプログレスがドッキングする部分は、ロシア製のAPASと呼ばれている別の箇所で、ここは、主に液体の交換などを行い、大型の機器は搬入できません。
従って、HTVの成功は、今後のISSの運用にとって、重要な鍵となります。
技術的には、ISSの近傍までHTVを自動で誘導するソフトや、機器に故障が発生しても予備で運用を続ける多重化のノウハウは、日本が他国よりも先行している数少ない技術です。