書籍・レポート

2019/12 レポート一覧(年次~週次、月次除く)

No. レポート名 重要度 サイクル 1 USDAコーヒー需給報告 B 年 2 中国・外貨準備充足率 B 6ヶ月 3 USDA砂糖需給報告 B 6ヶ月 4 日銀短観 B 3ヶ月 5 GDPギャップ B 3ヶ月 6 米・第10地区エネルギーサーベイ A 3ヶ月 7 主要銀行貸出動向 B 3ヶ月 8 日…

2019/12 月次レポート一覧

No. レポート名 重要度 1 日本の株式時価総額(GNP比) B 2 国土交通省住宅価格指数 B 3 日本の実質株価 B 4 日本の長期金利 B 5 米・シェール油田生産性 B 6 米・ISM製造業業況指数 A 7 米・建設支出額(民間住宅) B 8 黒点数・月間平均 C 9 米・貿…

書籍 リー・クアンユー、世界を語る

リー・クアンユー、世界を語る シンガポール建国の父、リー・クアンユーの世界観。

書籍 友だちの数で寿命はきまる 石川善樹 著

友だちの数で寿命はきまる 石川善樹 著 本書では、予防医学研究者の石川善樹が、国内外で行われた数多くの研究を例に挙げながら、健康にとっての「つながり」の重要性を面白く、わかりやすく解説していきます。

書籍 海底ごりごり地球史発掘 須藤 斎 著

海底ごりごり地球史発掘 著者が研究している微化石とは、0.1ミリほどの大きさの珪藻という植物プランクトンの化石で、地球上のあらゆる場所で見られるものです。 この、微化石を深海底などから採取して、電子顕微鏡で観察することによって、その場所がか…

書籍 文明の「血液」―貨幣から見た世界史 湯浅赳男著

文明の「血液」―貨幣から見た世界史 この本は、経済学者の湯浅赳男氏が、世界の貨幣の歴史を網羅的に著した本で、1998年に刊行されました。 おそらく、現在、日本語で書かれた経済書の中で、もっとも包括的かつ詳細に貨幣の世界史を書き表した良書です。…

書籍 黄金の世界史 増田義郎著

黄金の世界史(amazon) 文化人類学者の増田義郎氏(東京大学名誉教授)が、1997年に著した本です。 カバーの印象とは異なり、人類が歴史上どのように金や銀と関わってきたかを、古代エジプト時代から現代まで辿ったとても真面目で、世界史の知識が豊かにな…

書籍 質量はどのように生まれるのか 橋本省二 著

質量はどのように生まれるのか(amazon) ヒッグス粒子がどのように素粒子の質量を作りだしているかについて、素粒子物理学の歴史を踏まえながら、分かり易く解説してくれる本です。 量子力学をかじった人は、何となく分かった気分にさせてくれます。

書籍 キャンバス サンティアーゴ ・パハーレス著

キャンバス-サンティアーゴ-・パハーレス(Amazon) スペインの新進作家のサンティアーゴ-・パハーレスによる三作目の小説です。 面白い作品ですが、処女作の「螺旋」を先に読んでしまうと、少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。

書籍 無慈悲な昼食 エベリオ・ロセーロ著

無慈悲な昼食-エベリオ・ロセーロ (Amazon) エベリオ・ロセーロは、南米コロンビアの新進作家で、ガルシア=マルケスの再来とも呼ばれています。 この小説は、コロンビアはボコタの教会を舞台に、普段、貧しい人々に施している「慈悲の昼食」が、歌う酔っ払い…

書籍 茶の世界史 角山 栄 著

茶の世界史(Amazon) 今から、約30年前の1980年に初版が刊行されたこの本ですが、古さをあまり感じさせません。 詳細なデータに基づいて、江戸時代から明治期にかけての、日本、中国、インドにおける茶の生産と、世界市場での興亡が、イギリスやオラン…

書籍 砂糖の世界史 川北 稔著

砂糖の世界史(Amazon) 国際商品としての砂糖の歴史を中高生向けに分かり易く解説した良書です。 とても、読み易く、数日間で読むことが可能なボリュームですが、内容は、充実しています。 例えば、サッカーの代表選手を見て分かるように、ブラジルには、多く…

書籍 ザ・ロード コーマック・マッカーシー著

ザ・ロード(Amazon) 米国の作家コーマック・マッカーシーが、2006年に著した近未来小説で、2008年のピュリッツァー賞受賞作です。 破壊され荒廃され尽くした地球を、父と幼い子が、ただ、生き残る為に旅を続けていく、ロードストーリーです。 投資や…

書籍 人口から読む日本の歴史 鬼頭宏 著

人口から読む日本の歴史(amazon) この本では、日本の文明の変遷を、歴史人口学の観点で解釈しています。 学術的な内容なので、あまり、一般向けではありませんが、日本の人口の変化やその背景について興味のある方はお勧めです。 地球史探訪: 日本を作った…

書籍 グローバリズム出づる処の殺人者より アラヴィンド・アディガ著

グローバリズム出づる処の殺人者より(amazon) 極東ブログ 書評 「いつもの新興国インド」ではなく、「真実のインド」を知りたい方には、お勧めの一冊です。 想像を絶する格差社会、信じ難い貧困と腐敗、社会を蝕む官僚主義や拝金主義など、おそらくメディアでは…

書籍 勘定奉行 荻原重秀の生涯 村井淳志著

ヨーロッパの経済学者が、現在、私達が使っているような、素材価格と名目価格が乖離した名目貨幣の存在に気が付いたのは、19世紀末のことでしたが、荻原重秀は、それよりも、200年前にそのことに気付き、しかも、政策として実行した驚くべき人物でした…

書籍 世界終末戦争 マリオ・バルガス・リョサ著

ペルー人ノーベル賞作家のマリオ・バルガス・リョサが、19世紀末のブラジルにおけるカヌードスの反乱を題材に1981年に著した長編小説です。 二段組で700頁を超えるボリュームだけではなく、登場人物の多さや、物語の大半を占める凄惨なゲリラ戦の記…

書籍 ストレスに負けない生活―心・身体・脳のセルフケア 熊野宏昭著

東京大学の心療内科医で、早稲田大学人間科学研究科の講師である熊野宏昭氏が、行動医学の知見に基づいて、ストレスに対する適切な対処方法を解説した本です。 ストレスと脳の関係、禅の数観法を応用したリラクセーション法など、行動医学に関する広範囲の知…

書籍 「螺旋」 サンティアーゴ・パハーレス著

amazon スペインの新進作家、サンティアーゴ・パハーレスのデビュー作です。 私が小説を読んだのは、久しぶりですが、物語の面白さに、あっという間に、読みきってしまいました。 サンティアーゴ・パハーレスは、現在、3作目の「キャンバス」が、高い評価を受…

書籍 パスタでたどるイタリア史 池上 俊一著

中高生向けのシリーズの一冊ですが、歴史に詳しい大人でも楽しめる充実した内容で、しかも、読みやすい良書です。 amazon 19世紀のイタリアの国家統一に際して、パスタが重要な役割を果たしていたとは、私も知りませんでした。

書籍 「生き場」を探す日本人

アマゾン まだ、読んでいませんが、ラジオの番組で大倉眞一郎さんが、推薦していたので、読んでみようかと思っています。 著者は、「外こもり」という言葉を生み出した下川裕治さん。 近年の日本社会に閉塞感や暮らしにくさを感じ、東南アジアで暮らす日本人達…

書籍 「ピーターの法則」

ピーターの法則とは、1969年に教育学者ローレンス・J・ピーター(Laurence J. Peter)により、この本の原書「THE PETER PRINCIPLE」の中で、提唱されたもので、概ね以下のような法則です。 1.階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベ…

(書籍) 新賢明なる投資家 上 - ベンジャミン・グレアム

Amazon 1949年初版のベンジャミン・グレアムの著作で、バリュー投資の教科書とも呼ばれている本です。 投資家のマイケル・バリー氏が、ブログの中で、バリュー投資を学ぶときに読むべき本(他に3冊)として挙げていました。 一般の投資家に向けて書かれ…

コモディティのスーパーサイクルと負債拡大の関係

イギリスのエコノミストで、Longview EconomicsというコンサルティングファームのCEOであるクリス・ウォトリング(Chris Watling)氏が、コモディティのスーパーサイクルについて、レポートで解説しています。 Indebtedness, the Commodity Super Cycle & A…

書籍 「商品先物の実話と神話」

アマゾン この本は、ペンシルベニア大学のゲイリー・ゴートン教授とイェール大学のゲールト・ルーヴェンホルスト教授が、1959年から2004年にわたる商品先物の価格変動を、統計的に分析した研究論文を、翻訳して書籍にまとめたものです。 本文は、約…

書籍 中国史

アマゾン 経済の興隆と覇権の確立、チベットやウイグルなど少数民族との対立、現在、中国で起こっている大半の事は、過去に何度も起こっています。 従って、歴史を知ることは、今後の中国を予測する上で、非常に有益です。 特に、南宋、元、明の時代の経済史…

イスラム世界おもしろ見聞録

イスラム地域の政治・国際関係の専門家である宮田律氏の著作です。 イランやエジプトのような大国から、中央アジアのウズベキスタンのような比較的に小さな国まで、ほぼ、全イスラム諸国を網羅して、現地の情報を分かり易く伝えています。 タイトルから受け…

哲学の歴史 第一巻 哲学誕生-古代

投資と哲学は、一見、関係が無さそうに思えますが、実は、密接な関係が有ります。 投資とは、様々な知識や情報を基に判断を行う、非常に知的な活動です。 従って、知に関する学問である哲学を学ぶ事によって、投資を成功に導く可能性が高くなります。 例えば…

Kid outsmarts Wall Street

MarketPlaceの週末版に、上の書籍の著者アラン・ロス氏と主人公(息子のケビン君)のインタビューが載っていました。 MarketPlace Amazon アマゾンのページからは、ケビン君の動画が見られます。英語ですが、Editorial Reviewsも、一読の価値が有ります。 ア…

アメリカ史

一つの国の歴史を時間軸で辿るというのは、泥臭い作業ですが、固定観念を取り除く為にも、重要な事だと思います。 アメリカ史を読んでみると、保護貿易主義、軍備拡張、貧富の差の拡大など、この国が歴史的に抱えている問題点が良く分かります。