書籍 茶の世界史 角山 栄 著

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今から、約30年前の1980年に初版が刊行されたこの本ですが、古さをあまり感じさせません。

詳細なデータに基づいて、江戸時代から明治期にかけての、日本、中国、インドにおける茶の生産と、世界市場での興亡が、イギリスやオランダなど西欧諸国との深い関係の中で、綿密に分析されており、若干、専門的な内容となっています。

225頁のボリュームにしては、読み応えのある新書本です。