書籍 グローバリズム出づる処の殺人者より アラヴィンド・アディガ著

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「いつもの新興国インド」ではなく、「真実のインド」を知りたい方には、お勧めの一冊です。

想像を絶する格差社会、信じ難い貧困と腐敗、社会を蝕む官僚主義や拝金主義など、おそらくメディアでは、表現できない、現在のインドの真の姿が描かれています。

文章は、「インドを訪問する中国の首相にあてた手紙」という形式で書かれており、読みやすい内容になっています。

2008年のブッカー賞を受賞した作品です。