このデータソースを利用すれば、1960年代以降の6回の景気後退と逆イールドの関係を検証することが可能となります。
今回と次回の二回に分けて、このセントルイス連銀のデータのダウンロード方法と、テーブルの更新方法を説明します。
●図1 セントルイス連銀の情報サイト
セントルイス連銀の情報サイトでは、米国債の金利の推移を照会することが出来ます。
DTB3というコードで検索すると、図1のように、Secondary Market(既発債市場)の3ヶ月債の金利データを1954年まで遡って表示できます。
上の画面で、Download Data をクリックすると、金利データのダウンロード画面が表示されます。
DTB3というコードで検索すると、図1のように、Secondary Market(既発債市場)の3ヶ月債の金利データを1954年まで遡って表示できます。
上の画面で、Download Data をクリックすると、金利データのダウンロード画面が表示されます。
●図2 金利データのダウンロード画面
●図3 ダウンロードした金利データ
このデータの1行目はコメントなので、ここで、削除しておきます。
これ以降は、検証システム 第17回 移動平均計算用サーバーシステム(1)の手順で、CSVデータをサーバーのイールドテーブルへアップロードしてから、検証システム 第18回 移動平均計算用サーバーシステム(2)の手順で、移動平均金利を計算しますが、その前に、システムの修正が必要になります。
次回は、1970年以前のデータを取り扱うために必要なサーバーシステムの修正内容と、実際のテーブル更新方法について説明します。