2009年 世界のリン鉱石生産量 1億5800万トン

アメリカ政府地質調査所(USGS)が、2009年の世界のリン鉱石生産量を発表しました。


【2009年国別リン鉱石生産量】
中国 55.0
米国 27.2
ロッコ西サハラ 24.0
ロシア 9.0
チュニジア 7.0
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世界合計 158.0(-1.9%)

世界のリン鉱石埋蔵量合計:16,000
可採年数:46年

単位:百万トン
括弧内は対前年比
可採年数は、2009年実績に対して、増加率3%で計算。

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2009年は景気後退の影響で、バイオ燃料の需要が減ったこと、農家の肥料購入の資金調達が難しくなったことなどにより、リン鉱石の需要が減少し、生産量も減少しました。

ただし、上のUSGSのレポートにも書いてあるように、農業肥料として、リンを代替するものは、無いために、今後は、人口の増加と景気拡大に伴って、リン鉱石の生産が拡大すると考えられます。