三井物産 ペルーのリン鉱床の権益を258億円で獲得

三井物産がペルーのリン鉱床の権益を獲得し、開発事業に参画します。


●上記記事からの引用

三井物産は、ブラジル資源大手のヴァーレが持つ権益のうち25%分を2億7500万ドル(約258億円)で取得する。

・米肥料最大手のモザイクも株式24%と権益35%を取得する。

・計画では2010年下半期からリン鉱石の生産に着手し、年間390万トンを生産する。

・開発費用は5億ドル(約477億円)で、生産期間は約27年。

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米国や中国の輸出抑制によって、日本のリン鉱石の安定調達先がモロッコなどに限られているために、三井物産の権益獲得は、今後の農業生産の安定化という観点からは、望ましい事だと思います。

商社も、将来の肥料価格の上昇を確実視しているのだと思います。