藻類からのバイオ燃料製造の現状

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三井物産戦略研究所が、藻類からのバイオ燃料製造の現状について、レポートを公開しています。


上のグラフは、バイオ燃料の種類別に、年間での単位栽培面積当たりの燃料生成量を比較したものです。
このように、栽培面積の観点からは、微細藻類が最も効率的にバイオ燃料を生成できることが分かります。

最新の研究では、国土の狭い日本でも、休耕田を全て微細藻類の栽培に利用すれば、エネルギーを自給できる可能性があると言われています。

ただし、微細藻類から工業的にバイオ燃料を生産するプロセスが確立されておらず、商業的な採算を取るためには、現在の製造コストを10分の1から100分の1に減らす必要があります。

2020年までに、実用化できるかどうか、まだ、明確な結論は出ていません。