北極海

中国、初の国産砕氷船建造へ 14年の就役目指す

この砕氷船の建造は、北極海航路の先導船ならびに北極海における石油や天然ガス資源開発の二つの目的があります。 日本政府も、先ほど、北極海航路の本格検討を始めましたが、未だに北極海向けの砕氷船を持っていないなど、出遅れている感は否めません。

北極海の石油・天然ガス開発に悲観的な見方が拡がる

ドイツのシュピーゲル紙から、北極海の石油・天然ガス開発に悲観的な見方が拡がっているというニュースです。 The Exorbitant Dream of Arctic Oil ・スコットランドのCairn Energy社が、昨年の10月に行ったグリーンランド西岸での試掘の結果を公表しまし…

ひと夏での北極1周に成功、「温暖化」で ノルウェーの船

将来的には、北極海を周回しながら、北米、東アジア、欧州を結ぶ商業航路が開通すると思います。

今夏の北極海氷面積、史上3番目の小ささ 米研究

今夏の猛暑から考えると、北極海氷面積が史上3番目の小ささと聞いても納得できますが、SIDCのマーク・セリーズ所長は、海氷面積が「史上最小ではなかった」という事実に温暖化懐疑派が勢いづくことを警戒しているそうです。 私には、地球温暖化が原因かどう…

北極海航路 ノルウェーの鉄鉱石船が試験航行へ

上の画像は、9月6日に人工衛星(AMSR-E)から撮影した北極海の写真です。 北極点付近は、氷が薄くなって、おそらく、湖のようになっていると思います。 また、ロシア側だけではなく、カナダ北部の氷も殆ど溶けているので、北太平洋からアラスカを周って北…

北極海航路の大型タンカー輸送に事実上の成功

北極海航路の実証航行に望んでいるロシアの大型タンカーが、この航路の難関部分の通過に25日、成功し、ロシア東端のチュコト自治管区ペベクに達しました。 47News 上の地図の赤い部分が、チュコト自治管区です。 このタンカーは、8月14日に、北欧…

北極海航路 今年はロシアの大型タンカーが実証航海へ

北極海の海氷融解が進み、今年は、ロシアの大型タンカーが北極海横断の航海に出発するとのことです。 ロシアが北極海に大型タンカー 日中へ輸出狙い初運航(47News) ●引用開始 ロシアの大型タンカーが中国に向け、北欧に近いムルマンスクの港から北極海横断の…

「北極圏の氷は非常に速く溶けている」 ロシア高官

ロシアの異常高温は、首都のモスクワだけで無く、北極圏にも大きな影響が出ているようです。 ブルムーバーグは、北極圏の海氷が予想以上に溶け、今季の消失量は海氷面積が過去最小となった3年前に並びそうだというロシア気象庁の見解を伝えています。 ●引用…

猛暑のモスクワ、観測史上最高の37.2度 森林火災の煙も

ロシアの異常高温と干ばつで、今後、シベリアの森林火災が多発することが予想されます。 近年の研究で、シベリアの森林火災で発生したブラックカーボン(すす)が、北極地域の気温上昇の原因となっていることが、分かってきており、北極海氷の融解がこれまで…

北極海の氷冠、NASA初の本格調査遠征へ

今回のNASAの調査で、米沿岸警備隊の砕氷船を使用するということは、おそらく、北極海航路の可能性も調べるのだと思います。 アメリカの東海岸から、北極海を経て、日本や中国などの東アジアに到達する航路が開通すると、現在のパナマ運河経由よりも数日…

北極圏の「ブラックカーボン(すす)」の6割が、ロシアの森林火災で発生

北極圏の温暖化に影響を与えると考えられている「ブラックカーボン(すす)」の6割が、ロシアの森林火災で発生していることを、東京大の近藤豊教授(大気環境科学)らが突き止めました。 毎日新聞 ●引用開始 近藤教授らは米航空宇宙局(NASA)と共同で…

海氷の減少が北極域温暖化の主な原因、研究

北極海を長い間、観察していると、地球全体の温暖化プロセスと別のメカニズムがあるのではないかと思えます。 この記事に書いてあるように、科学者の間でも意見が対立しているようですが、極地増幅という概念も確かに一定の説得力があります。 そういえば、…

ウェザーニュース社 北極海の海氷観測用の超小型人工衛星を打ち上げへ

最近のWBSでも、取り上げられていましたが、民間気象予報会社のウェザーニュース社が、北極海の海氷を観測するための超小型人工衛星を、2010年中に打ち上げることになりました。 ウェザーニュース社は、海氷情報を、北極海を航行する海運会社に提供す…

北極海大陸棚からメタンが漏出、温暖化促進の恐れ 米研究

もう少し詳細を調べる必要がありますが、もし、北極海底のメタンがハイドレートの形で貯蔵されているのであれば、天然ガス資源として利用することによって、メタンの大気中への排出を防ぐことが出来ます。 資源エネルギー問題としても、今後、フォローすべき…

中国が「氷のない北極」に進出意欲 スウェーデン研究所

近い将来に、北極圏は夏季に氷が完全に溶解し、アジアと欧州、北米を結ぶ「北西航路(Northwest Passage)」の航行が可能となると予測されています。 その結果、航路の短縮や未発見エネルギー資源の開発への期待も高まっており、中国も大きく利害関係に関わ…

夏の北極海の海氷 2年続けて拡大

2007年に観測史上最小を記録した北極海の夏の海氷が、2008年に続き、今年もさらに拡大していることが人工衛星の観測で明らかになりました。 上の写真は、上から順番に、1979年、2007年、2009年の夏の北極海の衛星写真です。 青色の部分…

北極海・北東航路 初めての欧米商用船による航行

上の最初の画像は、北極圏海氷モニターのページから取得した9月17日時点の北極海の海氷の様子です。 夏になって、氷の面積が縮小して、北極点を中心した9時の方角にあるロシア沿岸で氷が消えて、北米のベーリング海から北欧のバレンツ海まで、航行が可能…

北極の氷、今後約30年後で80%減少のおそれ、米研究

北極海の氷の溶解は、今後、長期的に重要な投資テーマだと思っています。 一つ目は、アジア・欧州間ならびにアジア・北米間の海上交通が、北極海航路に大きくシフトする可能性があること。 日本国内では、釧路港や根室港が、北極海航路の補給基地として、発…

北極圏海氷モニター

JAXAの北極圏研究のウェブサイトで、北極圏海氷モニターのページが有り、指定した日付の氷の状況を知ることが出来ます。 2008年の状況を調べてみましたが、9月は、ロシア沿岸の氷が無くなり、船が航行可能なように見えます。 おそらく、北極海の解氷は、ロシ…