ＡＢＮアムロ銀行が、２０１０／１１年度の世界の砂糖需給の見通しを、供給超過から供給不足に変えました。
・ＡＢＮアムロ銀行ＮＶ＆ＶＭグループは、２０１０／１１年度の砂糖需要の見通しを、１億６５３０万トンとし、供給量を３００万トン上回るとしました。
・最も供給不足が大きいのはアジア地域で、１３９０万トンに達すると見ています。
・同社の従来の需給見通しは、１２０万トンの供給超過でした。
・ＶＭグループのアナリストのGary Mead 氏は、｢当初はブラジルの生産量に楽観的でしたが、降雨不足によって期待は出来なくなっています。｣と述べています。
・インドは、２００９年の干ばつと、今年の洪水で二年連続の減産となるだろうと、レポートは述べています。
・ブラジルは、シーズン初期の干ばつとそれに続く多雨で、収穫量は５億７０２０万トンを下回るだろうと、Ｕｎｉｃａが述べています。
