ロイター 砂糖関連アナリストに対する2009年中間アンケート

ロイターが、13人の砂糖関連アナリストに対して、2009年の中間アンケートを実施しました。


・インドの輸入拡大によって、1月時点でのアンケート結果と比べて、強気の意見に大きく傾いています。

・ISOの主任経済学者のセルゲイ・グドシュニコフ氏は、「2010年の後半にブラジルの輸出量が減少することや、インドの輸入需要拡大などによって、貿易バランスがさらにタイト化する可能性が高い。」と述べました。

・ロイターの集計では、2009/10年度の砂糖供給量は、1億5,770万トンに増加し、砂糖消費量も、1億6,300万トンに増加すると予想されています。

モルガン・スタンレー社は、「高い作付面積とイールドの拡大によって、インドの生産高が20%以上拡大する。」と予想しています。

・インド、メキシコ、ロシアが需要面で、ブラジルが供給面で鍵を握る国だと考えられます。