2009/06 米国・設備稼働率 68.0%

イメージ 1

FRBが発表した米国の6月の米鉱工業生産指数は、前月比0.4%低下し、鉱工業設備稼働率は68.0%(前月68.2%)に低下しました。


製造業の生産は0.6%減と、前月の1.1.%減からは減少幅が縮小しましたが、設備稼働率は、低下傾向が続いています。

上のグラフは、米国の設備稼働率の推移です。

拡大図は、以下のリンク(CR氏のブログ)を開いて、グラフをクリックしてください。
Industrial Production Declines, Capacity Utilization at Record Low in June

グラフから判断しても、設備稼働率の低下は、まだ、底を打っていないように、見えます。
このような状況では、設備投資の拡大は、かなり、長期間に渡って望めないと思います。

日本の場合は、設備稼働率の低下には、歯止めがかかってきましたが、回復しても、現状では、8割程度が上限と言われています。