ロシアの大半の油田開発プロジェクトが、課税による採算割れの可能性

ロシア国内の大半の油田開発プロジェクトが、政府の課税強化によって採算が取れなくなる可能性があるというニュースです。


・エネルギー大臣の課税方針に従うと、大半の油田開発プロジェクトが、1バレル150ドルでも、利益が出ません。

・10のプロジェクトのうちの3つのプロジェクトだけが、可能性が残されていますが、最低でも、60から90ドル/バレルの価格が必要です。

・このままでは、2013年には、現在よりも、4000万バレルの減産になります。

・現段階では、課税提案のフレームワークなので、今後、詳細の詰めが必要です。

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ロシアは、政府による強権的な民間への介入が日常茶飯事なので、外資が安心してビジネスをすることは、困難だと思います。