2009年5月日本銀行勘定

2008年度名目GDP 497

国債保有残高： 66.4 (-3.9%) "+1.5"
対GDP比率： 13.4%

日本銀行券発行残高： 76.4 (1.1%) "-1.9"
対GDP比率： 15.3%

外国為替： 7.9 (+46.7%) "-1.4"
対GDP比率： 1.6%

日本銀行資産合計： 118.7 (+7.9%) "+4.0"
対GDP比率： 23.9%

単位：兆円
括弧内は前年同期比
""内は前月比

日銀の国債保有が、前月よりも１兆４９０１億円増えている。
まだ、前年同期よりも少ないが、買い入れのペースは速くなってきた。
しかし、日銀券の発行残高が伸びていないので、このままのペースで買い入れを増やすと、いずれ、国債保有ルールの上限に達してしまう。
日銀内で、保有ルールの変更が、近いうちに議論されるだろう。

主にドルで保有している外国為替は、１兆４２３１億円の大幅な減少となった。
インターバンクの正常化によって、日銀によるドル供給の必要性が薄れてきたのだろう。

ゼロ金利を続けているために、日銀のバランスシートも膨らんできたが、ＦＲＢの７８．７％の増加に比べると、７．９％の増加は、保守的に見えるから不思議だ。