ブルガリアの農業

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ブルガリアの農業について、農林水産省のサイトから情報を収集してみました。



・国土面積は日本の約3割。国土の約半分が農用地。バルカン半島北部に位置し、中央を東西に走るバルカン山脈で二分され、北部はドナウ川流域の平原、南部はソフィア盆地と丘陵地。

・国土の3割が平地、4割が丘陵地、3割が山地。

・気候は、北部は大陸性気候だが、黒海の影響で比較的温暖。南部は地中海性気候。

・2ha以下の小規模農家が農家数全体の8割を占める一方、農地の8割を100ha以上の大規模農家や協同組合等が占め、一経営体あたり平均経営面積は9.8ha(2010年)。

・主要農産物は、小麦、大麦、葉たばこ、ぶどう、薬草・香辛料、バラ等。


ブルガリア農業の利点】

ブルガリアでは、これまで化学肥料を使った農業がほとんど行われてこなかったので、地力の消耗が少なく、エコ農業を行う有利な条件を備えている。

ブルガリアでは、旧ソ連圏の頃から農業が活発に行われてきたことから、農業に対する経験が豊富である。

③気候が農業に適している。

ブルガリアの農産物で競争力のあるものとしては、果実、野菜、ヒマワリ種子、葉タバコ、バイオ燃料作物などが考えられる。

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これまで、化学肥料を使わない農業を行い、土壌が劣化していないというのは、大きな利点だと言えます。
また、既に農地の集約化が進んでいることから、機械化が進めば、効率的な経営が可能だと考えられます。