アフリカ農業の土壌に関する問題

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Market Placeから、アフリカ農業の最大の問題である土壌に関するレポートです。


・西アフリカのガーナは、2007年に30億バレルの石油が発見され、経済成長に拍車がかかりました。

・2011年に世界で最も、成長率の高い国となりました。

・人口も2千万人を超え、農産物に対する需要が拡大しています。

・しかし、4千年のガーナの農業の歴史で、農民は土壌の栄養分を使い果たし、補充をしてきませんでした。

・これは、大半のアフリカの国で同様で、森林伐採焼畑を続けています。

・近代的な化学肥料と農薬を使った農業も試みられていますが、コストが高く付き過ぎます。

・農業環境学者のKofi Boa氏は、新しい試みとして、農業廃棄物から堆肥を作って、栄養分とする農法を推奨しています。

・しかし、このような、耕さない農法では、雑草が繁茂するために、除草剤に頼る事になってしまいます。

・ガーナ北部の小規模農家では、循環型の自然農法が行われています。

・Richard Dahaman氏は、羊の排泄物を肥料として使っています。

・Kofi Boa氏は、「アフリカの国々は、政府が責任を持って、持続可能な農業システムの構築を考えるべきだ。」と述べました。