2012/6/5 イールドカーブ形状分析 景気拡大進捗率 50% →

StockChart

上のチャートは、現在の米国債のイールドカーブと最も形状が似ているイールドカーブを、２００４年の景気回復期から、目視で選び出して比較したものです。

【グラフ左側】
黒線・・・２００４年１１月１７日におけるイールドカーブ
赤線・・・２０１２年６月５日におけるイールドカーブ
【グラフ右側】
米国株のＳ＆Ｐ５００指数の推移で、赤い縦線が、２００４年１１月１７日の位置です。

【Ｓ＆Ｐ５００指数の比較】
２００４年１１月１７日・・・１１８１．９
２０１２年６月５日・・・１２８５．５

イールドカーブの形状から見て、現在は、景気循環の中で、２００４年１１月１７日と、ほぼ、同じ位置にあると考えられます。

【景気拡大進捗率の計算】
景気の底・・・２００１年１１月
景気の山・・・２００７年１２月
全期間・・・７４ヶ月（＝６年２ヶ月）
景気の底～２００４年１１月・・・３７ヶ月（＝３年１ヶ月）
景気拡大進捗率・・・５０％（＝３７／７４）

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一ヶ月前よりもイールドカーブの形状がフラット化しましたが、株価水準からみても、景気拡大の進捗率は、５０％程度で停滞しているといえます。