2012/9/6 イールドカーブ形状分析 景気拡大進捗率 50% ↓

StockChart

上のチャートは、現在の米国債のイールドカーブと最も形状が似ているイールドカーブを、２００４年の景気回復期から、目視で選び出して比較したものです。

【グラフ左側】
黒線・・・２００４年１１月１０日におけるイールドカーブ
赤線・・・２０１２年９月６日におけるイールドカーブ
【グラフ右側】
米国株のＳ＆Ｐ５００指数の推移で、赤い縦線が、２００４年１１月１０日の位置です。

【Ｓ＆Ｐ５００指数の比較】
２００４年１１月１０日・・・１１６２．９
２０１２年９月６日・・・１４３２．１

イールドカーブの形状から見て、現在は、景気循環の中で、２００４年１１月１０日と、ほぼ、同じ位置にあると考えられます。

【景気拡大進捗率の計算】
景気の底・・・２００１年１１月
景気の山・・・２００７年１２月
全期間・・・７４ヶ月（＝６年２ヶ月）
景気の底～２００４年１１月・・・３７ヶ月（＝３年１ヶ月）
景気拡大進捗率・・・５０％（＝３７／７４×１００％）

◆◆◆

イールドカーブの形状から見ると、景気は一進一退を繰り返しながら、徐々に拡大しているようです。