2012/7/10 イールドカーブ形状分析 景気拡大進捗率 50% →

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上のチャートは、現在の米国債イールドカーブと最も形状が似ているイールドカーブを、2004年の景気回復期から、目視で選び出して比較したものです。

【グラフ左側】
黒線・・・2004年11月16日におけるイールドカーブ
赤線・・・2012年7月10日におけるイールドカーブ
【グラフ右側】
米国株のS&P500指数の推移で、赤い縦線が、2004年11月16日の位置です。

【S&P500指数の比較】
2004年11月16日・・・1175.4
2012年7月10日・・・1341.4

イールドカーブの形状から見て、現在は、景気循環の中で、2004年11月16日と、ほぼ、同じ位置にあると考えられます。

【景気拡大進捗率の計算】
景気の底・・・2001年11月
景気の山・・・2007年12月
全期間・・・74ヶ月(=6年2ヶ月)
景気の底~2004年11月・・・37ヶ月(=3年1ヶ月)
景気拡大進捗率・・・50%(=37/74)

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ここのところ、イールドカーブの形状に、殆ど変化が見られません。
成長率が低いために、インフレが抑えられ、景気拡大の進捗率も、停滞しています。