インドの農業 水不足への新たな取り組み

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Market Placeから、水不足が深刻化するインドにおける緑化への取り組みのレポートです。


・インドのラジャスタン州東部に住むラジェンドラ・シン氏は、ここで、「ウォーターマン」と呼ばれています。

・シン氏は、1980年代に、この地に、医師として派遣されて来ました。


・彼は、この場所の最大の問題が、医療や教育ではなく、水不足であることを知りました。


・4年間、集中豪雨を貯める池を掘り続けました。


・インド政府は、水不足に悩む2千万人の農民に、井戸を掘る事を勧めた結果、農業生産量は増えましたが、地下水は大幅に減少しました。


・シン氏が作った貯水池で、雨水を集め、周囲500エーカーの農地が緑に変りました。

・シン氏の話では、現在では、1200の村で同じように、雨水を貯水して、農業用水に使っています。

・彼は、水教育センターを創設して、緑化を推進しています。

世界銀行のサンジェイ・パフア氏によると、さらに、水需要を減らすことが必要であるとのことです。

・点滴灌漑、耕地の水平化、水の使用量が少ない作物の植付けなどです。

・シン氏は、政府に対して新しい緑化方法を推進するように、求めています。