風力発電のメタンガスによる電力貯蔵技術

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日本産業機械工業会が、欧州の最新の電力貯蔵技術として、メタンなどのガス化貯蔵についてレポートしています。


上の図は、各電力貯蔵技術の容量と貯蔵可能時間の比較です。

風力発電太陽光発電などで発電した電力を使って、水を電気分解して、水素ガスを発生させて、その水素ガスと二酸化炭素と反応させて、メタンガスを合成し、貯蔵するという方式です。

この方式では、最初の過程で電気分解した水が、次の過程で再び生成されるため、エネルギー的に無駄が大きいと言われています。

水素ガスをそのまま、地下貯留する方式も考えられていますが、爆発の危険性が高いので、実用化は、まだ、難しいようです。