米国でサブプライムの自動車ローンが復活

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MarketPlace から、米国の信用度の低いサブプライム層を対象とした自動車ローンの取扱高が伸びているというニュースです。


サブプライムローンと聞くと、住宅ローンを連想しますが、自動車ローンにも対象が拡がっています。

・クレジット代理店のExperianによると、ザプライムの自動車ローンが伸びています。

・今年の3Qのサブプライム自動車ローンの取扱高は、前年同期の8%増となりました。

・これは、金融危機以来、初めての増加です。

サブプライム自動車ローンの延滞は減っており、貸主は、高リスクのローンの取り扱いを増やそうとしています。

・金融緩和によって、ローンの貸主は、低金利で資金を容易に調達できます。

・自動車販売の90%は、ローンを組んでおり、サブプライムの復活は、自動車産業にとっても良いニュースです。

・この夏に、GMは、AmeriCreditというサブプライム自動車ローンに特化したローン会社を買収しました。

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米国の金融緩和によって、銀行は、非常に低いコストで資金を調達できます。
現在、長短金利差は、3%近くあるので、利ざやが非常に大きく、延滞率が低ければ、銀行の収益は大幅に改善する可能性があります。