商業用不動産は、7.91%、住宅ローンは、8.84%、クレジットカードは、6.7%と、いずれも、大幅に上昇しています。
上のグラフは、FRBが集計した米国の金融機関の事業別延滞率の推移です。(1991年からの四半期別)
赤い線が、商業用不動産ローン、青い線が住宅用不動産ローン、緑色の線がクレジットカードの延滞率です。
グラフを見て分かるように、いずれの事業も、急角度で延滞率が上昇していることが分かります。
これらの事業の延滞率の増加は、貸し倒れ償却という形で、商業銀行の決算の損失として表れます。
Q2の住宅ローンの償却率は、2.34%(Q1:1.81%)、クレジットカードの償却率は、9.55%(Q1:7.64%)と、これも、大幅に上昇しています。
Q2の住宅ローンの償却率は、2.34%(Q1:1.81%)、クレジットカードの償却率は、9.55%(Q1:7.64%)と、これも、大幅に上昇しています。