2009/12/16のイールドカーブ 直線化の兆しが見られる

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イールドカーブの形状】
順イールド・・・全体的にスティープ化し、直線化の兆しが見られる。

【イールドスプレッド】
3M:0.03%
10Y:3.58%
Spread:3.55(前月比:+0.18)
前月よりも長期金利が上昇して、イールドスプレッドが拡大しました。

【現状分析】
現在のイールドカーブ形状(順イールド)は、金融市場の安定化を示しており、この形状が続く限り、一時的に、株価が下げても大きく崩れる可能性は少ないと思います。

また、イールドスプレッドは、3.55と依然、大きいことから、1年以内に景気が失速する二番底の可能性は無いと思います。

ただし、前月よりも長短金利差が拡大して、イールドカーブの形状に変化の兆しが見られることから、今年の3月から続いていた、金融緩和による株価反騰局面が、最終段階に入ったと考えられます。

現在の株価反騰局面は、2010年1Q-2Q(3月から5月)まで続くという予想は、変わりません。

【予測の履歴】・・・前月と変わらず
・2008/3/18にイールドカーブのスティープ化(ノウズダイブ)を観測
・2009年1Q-2Q(3月から5月)が景気の底(スティープ化の5四半期後)
・2009年2Q-3Q(6月から8月)に株価反騰(同上6四半期後)
・2010年1Q-2Q(3月から5月)が株価反騰局面の終了(同上9四半期後)

【投資の予定】・・・前月と変わらず
2010/3/18に、株価指数(ロング)をカバーする予定です。
現物株は引き続き持ち続けます。

【投資の履歴と予定】・・・前月と変わらず
・2009/3/18に株式購入
・2010/3/18に株式の一部を売却・・・株価指数(ロング)をカバー