ロシアの2010年の粗糖輸入量 前年の2倍に拡大する見込み

ロシアの粗糖の輸入量が、2010年に前年の2倍に拡大する見通しです。


・世界第二位の粗糖輸入国であるロシアは、来年の輸入量を、今年の2倍の225万トンに拡大させる可能性があります。

・ロシア砂糖生産者組合のアンドレイ・ボディン会長は、「223.5万トンから225万トンになるだろう。」と述べました。

・ロシアは、国内で消費される砂糖の半分以上を、国内産のビート糖でまかなっています。

・ロシア砂糖生産者組合は、2010年の国内ビート糖生産高は、今年の315万トンから330万トンに増加すると見ています。

・2010年におけるロシアの白糖消費量は、約530万トンに拡大すると、ボディン会長は述べました。

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ロシアの経済成長に伴って、国民一人当たりの砂糖消費量が急拡大していると、見られます。
国内のビート糖生産が、5%程度拡大した程度では、消費の伸びに追いつかないのでしょう。
中国やインドでも、同じような状況だと思います。