2010/2/16 のイールドカーブ

イメージ 1

イールドカーブの形状】
順イールドで、前月からの変化は見られません。

【イールドスプレッド】
3M:0.08%
10Y:3.67%
Spread:3.59(前月比:-0.03)
前月よりも短期金利が上昇して、イールドスプレッドがやや縮小しました。
3ヶ月ぶりのイールドスプレッドの縮小です。

【現状分析】
現在のイールドカーブ形状(順イールド)は、金融市場の安定化を示しており、この形状が続く限り、一時的に、株価が下げても大きく崩れる可能性は少ないと思います。

また、ギリシアなどのユーロ圏の問題も、債券市場には殆ど影響が現れていないことから、いずれ沈静化すると思います。

短期金利の上昇は、足元の景況感の改善を表しています。

イールドスプレッドは、3.59と依然、大きいことから、1年以内に景気が失速する二番底の可能性は無いと思います。

ただし、昨年末からイールドカーブに直線化の兆しが表れており、2009年の3月から続いていた、金融緩和による株価反騰局面が、最終段階に入ったと考えられます。

現在の株価反騰局面は、2010年1Q-2Q(3月から5月)まで続くという予想は、変わりません。

【予測の履歴】・・・前月と変わらず
・2008/3/18にイールドカーブのスティープ化(ノウズダイブ)を観測
・2009年1Q-2Q(3月から5月)が景気の底(スティープ化の5四半期後)
・2009年2Q-3Q(6月から8月)に株価反騰(同上6四半期後)
・2010年1Q-2Q(3月から5月)が株価反騰局面の終了(同上9四半期後)

【投資の履歴と予定】・・・前月と変わらず
・2009/3/18に株式購入
・2010/3/18に株式の一部を売却・・・株価指数を売却(ロングカバー)