2010/4/16のイールドカーブ(米国債)

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イールドカーブの形状】
順イールドで、前月からの形状の変化は見られません。

【イールドスプレッド】
3M:0.15%
10Y:3.76%
Spread:3.61(前月比:+0.06)
前月よりも長期金利が上昇して、イールドスプレッドがやや拡大しました。
3ヶ月ぶりのイールドスプレッドの拡大です。

【現状分析】
現在のイールドカーブ形状(順イールド)は、金融市場の安定化を示しており、この形状が続く限り、一時的に、株価が下げても大きく崩れる可能性は少ないと思います。

ただし、2009年の3月から続いていた、金融緩和による株価反騰局面は、4Q経過して、上昇余地はあまり無いと考えています。

イールドスプレッドは、3.61と依然、大きいことから、1年以内に景気が失速する可能性は無いと思います。

現在の株価反騰局面は、2010年1Q-2Q(3月から5月)まで続くという予想は、変わりません。
ただし、イールドカーブの形状とノーズダイブからの経過期間を総合的に判断して、2010年6月以降は、軽い調整局面に入ると予想しています。
低成長で景気回復が続くために、その調整幅は小さいと予想しています。

【予測の履歴】
・2008/3/18にイールドカーブのスティープ化(ノーズダイブ)を観測
・2009年1Q-2Q(3月から5月)が景気の底(スティープ化の5四半期後)
・2009年2Q-3Q(6月から8月)に株価反騰(同上6四半期後)
・2010年1Q-2Q(3月から5月)が株価反騰局面の終了(同上9四半期後)
・2010年2Q-3Q(6月以降)に軽い調整局面入り。(スティープ化の10四半期後)

【投資の履歴】
・2009/3/18に株式購入
・2010/3/18に株式の一部を売却・・・株価指数を売却(ロングカバー)