米国の7月の主要20都市圏の住宅価格動向を示す指数(ケースシラー指数)は、前年比で、13.3%低下した一方で、前月比では、1.6%上昇しました。
前月比では、三ヶ月連続の上昇になっています。
上の最初のグラフは、1987年からのケースシラー指数の推移です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。
グラフから住宅価格が底入れして、上昇に転じているように見えます。
しかし、年末以降、住宅の差し押さえが急増すると予想されることから、再び住宅価格が下落する可能性も、依然、高いと言えます。
しかし、年末以降、住宅の差し押さえが急増すると予想されることから、再び住宅価格が下落する可能性も、依然、高いと言えます。
ニ番目のグラフは、米・財務省が金融機関に対して行ったストレステストで、前提としたケースシラー指数の予測シナリオです。
緑の線が基本シナリオで、青い線が悲観シナリオで、実際のケースシラー指数は、赤い線で表されています。