2009年8月第3週 新規失業保険申請者数 57.6万人

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上の最初のグラフは、米国の失業保険申請者数(四週移動平均)の1971年から現在までの推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Unemployment Claims Increase, Workers Exhausting Extended Benefits

2009年8月第3週の新規失業保険申請者数は、前週よりも1.5万人増えて、57.6万人となりました。二週連続の増加です。

新規申請者数の四週移動平均は、前週よりも4千250人増えて、19週前のピークからは、8万8千750人の減少となりました。

新規失業保険申請者数がピークアウトしていることから、米国の景気後退は、既に終了している可能性が高いと言えます。

しかし、全体の雇用者数は、依然、減少しており、雇用環境は、厳しい状況が続いていると言えます。
全体の雇用者が増加に転じるのは、2010年末から2011年前半になると、予想されます。