チリの養殖サケのウイルス被害で、サケの供給量は長期低迷へ

一昨日に、カナダのベニザケ数百万匹が行方不明に、温暖化の影響かという記事をアップしましたが、今度は、チリの養殖サケが、ウイルスで打撃を受けているというニュースが、入ってきました。


・世界最大のサケ業者であるマリン・ハーベストASAが、チリの不漁により長期的にサケの供給が低迷すると述べました。

・チリの不漁の原因は、ウイルスによる養殖の被害で、生産が元の水準に戻るのには、6年間かかります。

・世界のサケの供給量は、この10年間で55%も伸びて来ましたが、今年は、チリの問題で、10.3%減少する見込みです。

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世界の養殖サケの供給は、ノルウェー、チリ、英国が上位を占めています。