2012/2/16 の米国債イールドカーブ 1.90 ↑

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イールドカーブの形状】
上のチャートは、米国債イールドカーブで、赤線が直近(2012年2月16日)、黒線が、一ヶ月前(2012年1月18日)のイールドカーブです。

この一ヶ月では、米国の景気指標の改善で、株価が上昇したため、短期と長期の金利が上昇しました。
一方、FRBが、2014年まで低金利を維持することを表明したため、短期の金利は、上昇が限られました。
その結果、イールドカーブは、2年から5年の金利が押し下げられた形状になっています。

全体的な順イールドの形状に関しては、変化が見られません。

【イールドスプレッド】
3M:0.08%
10Y:1.98%
Spread:1.90(前月比:+0.02)
4ヶ月ぶりのイールドスプレッドの拡大です。

【現状分析】
現在のイールドカーブ形状(順イールド)は、金融市場の安定化を示しており、この形状が続く限り、一時的に、株価が下げても大きく崩れる可能性は少ないと思います。

【景気について】
イールドスプレッドが2%弱であることから、穏やかな速度での成長が予想されます。
今後、1年以内に米国が景気後退に陥る可能性は有りません。