2011/10 米・設備稼働率 77.8% ↑

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FRBが発表した米国の2011年10月の鉱工業生産指数は、前月比で0.7%の増加でした。

また、鉱工業設備稼働率は、前月から0.5%上昇して、77.8%となりました。
依然として、過去20年間の平均である79.5%を下回っています。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、1番目のグラフをクリックしてください。
Industrial Production increased 0.7% in October, Capacity Utilization increased

設備稼働率は、長期平均を約2%下回っており、インフレ圧力が依然、弱いことを示しています。

通常、FRBは、設備稼働率が78%~80%に達すると、インフレ警戒を強めます。