2012/3 米・設備稼働率 78.6% ↓

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FRBが発表した米国の2012年3月の鉱工業生産指数は、前月とほぼ変りませんでした。
2ヶ月連続で横這いとなっています。

また、鉱工業設備稼働率は、前月改定値から0.1%低下して、78.6%となりました。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Industrial Production unchanged in March, Capacity Utilization declines

設備稼働率は、長期平均※を1.4%下回っており、インフレ圧力が依然、弱いことを示しています。

※1972年から2010年の長期平均:80.0%

通常、FRBは、設備稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。