2011/12 米・設備稼働率 78.1% ↑

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FRBが発表した米国の2011年12月の鉱工業生産指数は、前月比で0.4%の上昇でした。

また、鉱工業設備稼働率は、前月から0.3%上昇して、78.1%となりました。
依然として、過去20年間の平均である79.5%を下回っています。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Industrial Production increased 0.4% in December, Capacity Utilization increased

設備稼働率は、長期平均を1.4%下回っており、インフレ圧力が依然、弱いことを示しています。

通常、FRBは、設備稼働率が78%~80%に達すると、インフレ警戒を強めます。