また、鉱工業設備
稼働率は、前月改定値から0.2%低下して、79.1%となりました。
上の図は、1967年からの米国の設備
稼働率の推移です。
青線が全体の設備
稼働率で、赤線が製造業の設備
稼働率です。
鉱工業生産指数、設備
稼働率ともに前月比マイナスとなっていますが、前月までの報告値が大幅に上方修正されており、比較的に堅調な状況と言えます。
しかし、設備
稼働率は、依然として、長期平均※を下回っており、低成長で経済システムの中に緩みが残っていることが分かります。
※1972年から2010年の長期平均:80.0%
通常、
FRBは、設備
稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。