2013/1 米・設備稼働率 79.1% ▼

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FRBが発表した米国の2013年1月の鉱工業生産指数は、前月比0.1%低下しました。

また、鉱工業設備稼働率は、前月改定値から0.2%低下して、79.1%となりました。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Fed: Industrial Production declined 0.1% in January

鉱工業生産指数、設備稼働率ともに前月比マイナスとなっていますが、前月までの報告値が大幅に上方修正されており、比較的に堅調な状況と言えます。

しかし、設備稼働率は、依然として、長期平均※を下回っており、低成長で経済システムの中に緩みが残っていることが分かります。

※1972年から2010年の長期平均:80.0%

通常、FRBは、設備稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。