【イールドカーブの形状】
上のチャートは、米国債のイールドカーブで、黒線が直近(2011年9月15日)、赤線が、一ヶ月前(2011年8月15日)のイールドカーブです。
この一ヶ月は、ギリシャの債務不履行の懸念の高まりによる、リスク回避の動きから、米国債が買われ、先月に続いて金利が低下しました。
イールドカーブは全体的な形状を保ちながら、中長期を中心に下側にシフトしています。
上のチャートは、米国債のイールドカーブで、黒線が直近(2011年9月15日)、赤線が、一ヶ月前(2011年8月15日)のイールドカーブです。
この一ヶ月は、ギリシャの債務不履行の懸念の高まりによる、リスク回避の動きから、米国債が買われ、先月に続いて金利が低下しました。
イールドカーブは全体的な形状を保ちながら、中長期を中心に下側にシフトしています。
全体的な順イールドの形状に関しては、変化が見られません。
【イールドスプレッド】
3M:0.00%
10Y:2.08%
Spread:2.08(前月比:-0.22)
長期金利の低下でイールドスプレッドが縮小しました。
5ヶ月連続のイールドスプレッドの縮小です。
3M:0.00%
10Y:2.08%
Spread:2.08(前月比:-0.22)
長期金利の低下でイールドスプレッドが縮小しました。
5ヶ月連続のイールドスプレッドの縮小です。
【景気について】
イールドスプレッドがほぼ2%まで縮小したことから、成長率の低下が予想されます。
しかし、今後、1年以内に景気後退に陥る可能性は無いです。
イールドスプレッドがほぼ2%まで縮小したことから、成長率の低下が予想されます。
しかし、今後、1年以内に景気後退に陥る可能性は無いです。
【インフレについて】
注意深く観察する必要がありますが、過剰な住宅在庫など、経済システムの中に幾つかの緩みが存在する為、短期的にインフレが進む兆しは有りません
注意深く観察する必要がありますが、過剰な住宅在庫など、経済システムの中に幾つかの緩みが存在する為、短期的にインフレが進む兆しは有りません
【予測の履歴】
・2008/3/18にイールドカーブのスティープ化(ノーズダイブ)を観測
・2009年1Q-2Q(3月から5月)が景気の底(スティープ化の5四半期後)
・2009年2Q-3Q(6月から8月)に株価反騰(同上6四半期後)
・2010年1Q-2Q(3月から5月)が株価反騰局面の終了(同上9四半期後)
・2010年2Q-3Q(6月以降)に軽い調整局面入り。(スティープ化の10四半期後)
・2010年4Q-2011年1Q(11月から1月)に調整局面が終了
・2011年中期的な株価上昇局面
・2008/3/18にイールドカーブのスティープ化(ノーズダイブ)を観測
・2009年1Q-2Q(3月から5月)が景気の底(スティープ化の5四半期後)
・2009年2Q-3Q(6月から8月)に株価反騰(同上6四半期後)
・2010年1Q-2Q(3月から5月)が株価反騰局面の終了(同上9四半期後)
・2010年2Q-3Q(6月以降)に軽い調整局面入り。(スティープ化の10四半期後)
・2010年4Q-2011年1Q(11月から1月)に調整局面が終了
・2011年中期的な株価上昇局面