2010/7/15 の米国債イールドカーブ

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イールドカーブの形状】
中期から長期の金利低下で、真中から右側が、先月よりも下にシフトしていますが、順イールドの形状に変化は見られません。

【イールドスプレッド】
3M:0.12%
10Y:2.99%
Spread:2.87(前月比:-0.35)
前月よりも長期金利が大きく低下したため、イールドスプレッドが縮小しました。
3ヶ月連続のイールドスプレッドの縮小です。

【現状分析】
現在のイールドカーブ形状(順イールド)は、金融市場の安定化を示しており、この形状が続く限り、一時的に、株価が下げても大きく崩れる可能性は少ないと思います。

ただし、現在、株価は調整局面に入っており、直ぐに株価が反騰する可能性も低いと思います。

イールドスプレッドは、3%近くあるので、1年以内に景気が失速する二番底の可能性は無いです。

今後の予測としては、2010年7月以降も、現在の調整局面が続くと予想しています。

調整局面の期間としては、前回のITバブル後と同様に、3Qと考えられるため、12月20日に株式を購入することにします。

【予測の履歴】
・2008/3/18にイールドカーブのスティープ化(ノーズダイブ)を観測
・2009年1Q-2Q(3月から5月)が景気の底(スティープ化の5四半期後)
・2009年2Q-3Q(6月から8月)に株価反騰(同上6四半期後)
・2010年1Q-2Q(3月から5月)が株価反騰局面の終了(同上9四半期後)
・2010年2Q-3Q(6月以降)に軽い調整局面入り。(スティープ化の10四半期後)
・2010年4Q-2011年1Q(11月から1月)に調整局面が終了

【投資の履歴】
・2009/3/18に株式購入
・2010/3/18に株式の一部を売却・・・株価指数を売却(ロングカバー)

【投資の予定】
・2010/12/20に株式購入