中国の王朝の変遷、気候の寒冷化が影響か 研究成果

昔から「日照りに飢饉なし」と言いますが、中国の歴史上も、温暖化よりも、寒冷化による食料不足の方が圧倒的に深刻な国難を引き起こしていたようです。

●引用開始
この研究で気温が低い期間には干ばつや洪水が多いことも分かったが、紛争や王朝崩壊に最も直接的な影響があるのはコメ価格の高騰とイナゴの大量発生だった。

張氏らは、太陽活動や地軸の傾き、地球の自転といった自然の要因によって、気温の変動はおよそ160~320年の周期で起きていたと考えている。
●引用終了

黒点など太陽活動の周期的な変化が地球の気候に影響を与えているという説も次第に有力になっています。
太陽黒点の変化など、寒冷化方向の兆候をいち早く把握することが、投資上も、重要であると考えています。