2011/4 米・設備稼働率 76.9% ↓

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FRBが発表した米国の2011年4月の鉱工業生産指数は、前月比で横這いでした。

鉱工業設備稼働率は76.9%と、前月の77%から低下しました。過去20年間の平均は79.5%となっています。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、1番目のグラフをクリックしてください。
Industrial Production unchanged in April, Capacity Utilization declines slightly

東日本大震災による自動車部品の不足が、数字を押し下げています。

設備稼働率は、長期平均から、3%程度低い水準にあり、インフレ圧力が依然、弱いことを示しています。

通常、FRBは、設備稼働率が78%~80%に達すると、インフレ警戒を強めます。