FRBが発表した米国の2013年8月の
鉱工業生産指数は、前月比0.4%の上昇でした。
また、鉱工業設備
稼働率は、77.8%となり、前月改定値よりも0.2%上昇しました。
上の図は、1967年からの米国の設備
稼働率の推移です。
青線が全体の設備
稼働率で、赤線が製造業の設備
稼働率です。
自動車及び部品の生産指数が、5.2%増と突出しています。
設備
稼働率は、依然として、長期平均※を下回っており、低成長で経済システムの中に緩みが残っていることが分かります。
※1972年から2010年の長期平均:80.0%
通常、
FRBは、設備
稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。