FRBが発表した2014年7月の米・
鉱工業生産指数は、前月比0.4%の上昇でした。
また、鉱工業設備
稼働率は、79.2となり、前月から0.1ポイントの上昇でした。
上の図は、1967年からの米国の設備
稼働率の推移です。
青線が全体の設備
稼働率で、赤線が製造業の設備
稼働率です。
設備
稼働率は、依然として、長期平均※を下回っており、米国の経済システムの中に未稼働の緩みが残っていることが分かります。
※1972年から2010年の長期平均:80.0%
通常、
FRBは、設備
稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。