2011/9 米・設備稼働率 77.4% ↑

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FRBが発表した米国の2011年9月の鉱工業生産指数は、前月比で0.2%の増加でした。

鉱工業設備稼働率は、前月から0.1%上昇して、77.4%となりました。
過去20年間の平均である79.5%を下回っています。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、1番目のグラフをクリックしてください。
Industrial Production increased 0.2% in September, Capacity Utilization increased slightly

設備稼働率は、長期平均から、2%低い水準にあり、インフレ圧力が依然、弱いことを示しています。

通常、FRBは、設備稼働率が78%~80%に達すると、インフレ警戒を強めます。