米・労働省が発表した2011年5月第1週の米国の新規失業保険申請件数は、前週(改定値)から4.4万件減少して、43.4万件となりました。
新規申請件数の4週移動平均は、前週より4,500件減少して、43万6750件となりました。
上のグラフは、米国の失業保険週間申請者数(四週移動平均)の1971年からの推移です。
米国の雇用が本格的に回復するためには、失業保険の新規申請者件数が、継続して40万件を下回る必要があります。
先週は、特殊な要件で大幅に失業保険申請件数が増加しました。
今週は、その要件が消えた割には、減少幅が小さいと言えます。
今週は、その要件が消えた割には、減少幅が小さいと言えます。
米国の雇用情勢は、再び厳しくなっていることが想像されます。