Colvin & Co. LLPが、中国の縮小する農地の問題について、レポートしています。
・問題は、中国の農地が警戒すべき速度で減少していることで、既に、中国が穀物を自給することが不可能な事だ。
・1997年から2007年の間に、毎年、約75.5万ヘクタールの農地が、開発や土壌浸食、砂漠化で失われた。
・開発や土壌浸食で失われた農地を元に戻すのは不可能だ。
・中国政府は、農地の乱開発を抑制するための政策を打ち出したが、既に、遅いと言える。
・バンクオブアメリカの試算では、中国の耕作面積は、既に、自給に必要な1.2億ヘクタールを下回っていて、2015年には、1.17億ヘクタールにまで減少すると考えられる。減少の理由は、都市の拡大、違法な開発、土壌浸食である。
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中国へのトウモロコシの供給は、現在、米国が行っていますが、今後、どの程度、増産が可能かは、不透明な部分があります。
米国の期末在庫を注視する必要がありそうです。
米国の期末在庫を注視する必要がありそうです。