検証システム 第29回 S&P500指数 最小/最大値取得機能の追加

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今回は、サーバーのシステムに追加したS&P500指数の最小/最大値取得機能について、説明します。

この機能は、例えば、景気の山と株価のピークとの関係や、景気の底と株価のボトムとの関係を調べるときなどに使用します。

また、S&P500指数だけでなく、将来的にCRB指数やダウ平均も、データを追加すれば、調べられるように、機能を汎用化しています。

●図1 イールド指数データ・最小/最大値取得画面

この画面で、以下の項目を入力して、送信ボタンを押します。

種類:S&P500、CRB、ダウ平均などの指数の種類を選択します。
基準日:最小値または最大値を求める範囲の基準となる日を入力します。(例:景気の山の日付など)
前方向:範囲のFROMを、『基準日の何四半期前から』という形式で指定します。
後方向:範囲のTOを、『基準日の何四半期後まで』という形式で指定します。
取得区分:最小値、最大値のどちらを求めるかを選択します。


●図2 イールド指数データ・最小/最大値取得結果画面

入力項目に続いて、取得結果が表示されます。

取引日:最小値または最大値が取引された日付
値:最小値または最大値の指数値

次回からは、これまでの逆イールド編に続く、第二章として、ノーズダイブ編を複数回にわたって、検証していきます。